実技研究大会(鑑賞交流会)

実技研究大会とは

 総合文化祭美術工芸展に出品している生徒を中心に,数人のグループに分かれ,対話型鑑賞交流会を行っています。普段は話すことのない他校の生徒に,作品への質問や意見交流を行うことで,多くの生徒が交流を楽しみながら次回作に向けて創作意欲を高めています。

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大会に関する新着情報

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第37回広島県高等学校実技研究大会(鑑賞交流会)の様子を掲載しました。
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第37回広島県高等学校実技研究大会(鑑賞交流会)

会期
令和6年11月10日(日)
会場
広島県立美術館 県民ギャラリー
参加生徒数(校数)
147名(15校)
参加校
安芸府中 安古市 可部 海田 基町 熊野 広島皆実 高陽東 美鈴が丘 福山葦陽 広島観音 三原 沼田 加計 呉工業

 第37回広島県高等学校実技研究大会(鑑賞交流会)を11月10日(日)に開催しました。本大会では県総合文化祭美術工芸展に出品している生徒を中心に、15校147名が1グループ5~6人(計27グループ)に分かれて対話型の鑑賞交流会を行いました。一人一人自分の作品の前で説明し、他の生徒の作品については質問や感想を言い合いました。

 本年度は初めて参加する生徒も多かったため、緊張している姿が様々なグループで見られましたが、自分の発表の番では作品のテーマや使用した画材や技法などを丁寧に説明していました。聞いている生徒も気になった表現方法などを積極的に質問して理解を深めていました。

 実際に制作者の話を聞くことで、初めて作品を観たときとはまた違った感想や発見があったことと思います。また、同世代の人と交流することで表現方法などの技術的面だけでなく、作品に向き合う姿勢や考え方に対しても視野が広がっていました。短い時間ではありましたが、参加した生徒にとって貴重な機会となりました。

大会運営委員 北岡 京子 
(広島県立神辺旭高等学校)

(生徒感想文)

・美術へのこだわりに感化されました。

・油絵がやってみたくなりました。

・それぞれの背景を知ることができてとても有意義な時間でした。

・みんな作品に強いこだわりを持っていて、工夫したところがたくさんあり、すてきだなと思いました。

・作者に聞かないと分からないことや自分が知りたかったことを聞くことができてとても勉強になったし、これからの作品に活かしていきたいと思いました。とても良い経験になりました。

・見るだけだと分からない絵の特徴が分かって、新しい価値観を持つことができました。

・試してみたいと思う画材が見つかりました。

・これからの作品制作へのモチベーションが上がりました。

 

鑑賞交流会の様子

第36回広島県高等学校実技研究大会(鑑賞交流会)

会期
令和5年11月19日(日)
会場
広島県立美術館 県民ギャラリー
参加生徒数(校数)
121名(11校)
参加校
安芸府中 安古市 可部 海田 基町 熊野 広島皆実 高陽東 美鈴が丘 福山葦陽  油木 三次

 第36回広島県高等学校実技研究大会(鑑賞交流会)を11月19日(日)に開催しました。本大会では県総合文化祭美術工芸展に出品している生徒を中心に、12校121名が1グループ5~6人(計21グループ)に分かれて対話型の鑑賞交流会を行いました。リーダー・サブリーダーを中心に作品についての説明や、他の生徒の作品について質問し、グループ活動で対話による鑑賞を行うことができました。

 前年度も本大会に参加した経験のある生徒は自分なりに積極的に質問や話を広げ、活発な交流活動となりました。初めて参加した生徒も最初は緊張している様子でしたが、交流が進むにつれて笑顔で自分の制作活動について話をしている姿が見られました。

 他校や他学年、他分野や違った視点を持つ人等、普段交流する機会が少ない人とグループ活動をすることで新たな表現方法を得たり、刺激を受けたりすることができたと思います。多くの生徒からインスピレーションが沸く、制作意欲がでてきたという前向きな声を聞くことができ、これからの作品により期待が膨む実技研究大会となりました。

大会運営委員 石川 七海 
(広島県立福山葦陽高等学校)

(生徒感想文)

学校が違う他校の人の作品を鑑賞できて、インスピレーションを受けることができた。また、他校の人の解説を聞いて、より作品を深く鑑賞することができた。

自分とは違う分野で制作した人と交流会で話すことができ、アートの広さや、それぞれの分野の特徴を知ることができた。

自分の高校の作品しか今まで鑑賞したことがなかったので、様々な分野のレベル高い作品を鑑賞することができ、とても刺激を受けた。来年も頑張りたい。

自分とは違った視点で作品を制作したり、鑑賞したりする他校の生徒に衝撃を受けた。

グループで意見を出し合い、作品のどのようなところが良く感じられるのかわかった。また、作者のコンセプトを聞き、視野が広がった。

皆それぞれ表現の仕方に違いがあった。油絵具を何層にも重ねて描いている作品があったり、画像を用いてアニメーションで表現した作品があったりなど表現方法に一人ひとり個性があった。
また、作品についての解説が作者から聞けてとても良い交流になった。

作品過程を見たいくらい綺麗だった。
インスピレーションが沸いて次の作品につなげたいという言葉が多く、自分自身も同じ気持ちだった。

作品について詳しく解説してくれたり、質問を積極的にしていたりしたところが良い交流会になったと感じた。

 

鑑賞交流会の様子

第35回広島県高等学校実技研究大会(鑑賞交流会)

会期
令和4年11月13日(日)
会場
広島県立美術館 県民ギャラリー
参加生徒数(校数)
136名(13校)
参加校
ひろしま協創 安芸府中 安古市 可部 海田 市立基町 熊野 広島皆実 広島観音 高陽東 三原 市立広島商業 市立美鈴が丘

令和元年より3年ぶりとなる実技研究大会を開催しました。本大会では総合文化祭美術工芸展に出品している生徒を中心に、13校136名が1グループ6~7人(計20グループ)に分かれて対話型鑑賞交流会を行いました。リーダー・サブリーダーを中心にしたグループ活動のなかで、自分の作品について説明したり、他の生徒の作品について質問したりと、対話による鑑賞を行うことができました。

大会運営委員 寺尾 美咲 
(広島県立庄原実業高等学校)

(生徒感想文)

初めて出会うメンバーだったけれどたくさん質問を受けて話をすることができた。話す時間も丁度よく楽しく勉強になる時間を過ごさせてもらった。みんな個性派ぞろいで解説が気になったものばかりだったから聞いていて楽しかった。使う素材もアクリル、油絵、粘土とたくさんでこれからの自分の制作活動に活かせそうなものが多かった。今回は良い経験をさせてくださりありがとうございました。

みんなの感想を聴ける機会がないので、すごくたのしかった。作品の意図が本人にきけるのが、めったにないので新鮮でよかった。これ好きですって言ったり(本人に伝える)言ってもらったりしてうれしかった。作者の制作意欲につながるので定期的にしたい。

 

鑑賞交流会の様子

第34回広島県高等学校実技研究大会(鑑賞交流会)

会期
令和元年11月17日(日)
会場
広島県立美術館 県民ギャラリー
参加生徒数
94名
参加校
安芸府中 安古市 安田 加計 可部 祇園北 吉田 広島皆実 熊野 高陽 高陽東 舟入 廿日市西 大門

総合文化祭美術工芸展に出品している生徒を中心に,昨年度より3校多い,15校94名が16グループに分かれて対話型鑑賞交流会を行いました。一グループが6人程度の編成で,リーダー・サブリーダーを中心に,自分の作品の説明や他者の作品の鑑賞をすることができました。開始直後は,緊張した様子が見受けられましたが,最後には「楽しかった」と笑顔でコミュニケーションを取る姿を見ることができました。作品を通して交流を深めることで,制作に対する考え方や新たな技法・価値観に気付くことができたようです。今回の交流で得た発見を大事にし,新たな目標を持って,来年度の美術工芸展の作品制作や,今後の制作活動や次につなげて欲しいと思います。

生徒感想文より
・自分の思いを伝えたとき「すごい」「~のところがよく表現されている」という言葉をもらってとてもうれしかった。・自分には考え付かない発想を知ることができた。・自分がうまく表現できなかったことを表現できている人がいて参考になった。・他の人の質問が自分と違った着眼点で面白かった。・自分で説明することで、将来に大切な能力が付いてくると思ったので、これからのいい練習になった。・自分の考えている事が相手に伝わるように表現できるようにしたい。

  大会運営委員 古本 来美香
(広島県立庄原実業高等学校)

第33回広島県高等学校実技研究大会(鑑賞交流会)

会期
平成30年11月11日(日)
会場
広島県立美術館 県民ギャラリー
参加生徒数
140名
参加校
安芸府中 安古市 安佐北 安田女子 加計 可部 祇園北 吉田 広島皆実 熊野 高陽 高陽東 明王台 

総合文化祭美術工芸展に出品している生徒を中心に,12校140名が20グループに分かれて対話型鑑賞交流会を行いました。一グループが6人程度の編成で,じっくり交流を深めることができたようです。

自分の作品に意外な視点で意見をもらえて新たな気付きがあったり,他作品の意図を直接作者から聞けて自分の制作の刺激になったり,それぞれの発見を大事に次につなげて欲しいと思います。

今回の交流から,来年度の美術工芸展の作品に向けて,ぜひ意欲を高めてほしいと思います。

生徒感想文より
・絵のコンセプトは本当に人それぞれで,「ああ,こういった目線からの絵の描き方もあるのか!」と新鮮な気持ちになった。
・落書きから始まった絵もあったり,教科書を見てふと目についたものを描こうと思った絵もあったり,いろんな意図があるんだなということが分かった。
・それぞれの作品に作者の気持ちが込められていて,見るだけより制作の意図や意味が分かった方が何倍も楽しかった。またその作品の技法を聞けたことで取り入れたいと思えたのでとても勉強になった。
・賞を取っている作品のコンセプトを聞けて,自分が思いつかないことを表現していてすごかったし刺激になった。自分の作品のあまりうまくいかなかったと思うところを評価してもらえて嬉しかった。

  大会運営委員 瀧 真理子
(広島県立可部高等学校)

第32回広島県高等学校実技研究大会(鑑賞交流会)

会期
平成29年11月19日(日)
会場
広島県立美術館 県民ギャラリー
参加生徒数
171名
参加校
安芸府中 安佐北 可部 祇園北 呉宮原 高陽 高陽東 熊野 庄原実業 広島国泰寺 広島皆実  比治山女子 舟入 修道鈴峯 安古市 安田女子 吉田

総合文化祭美術工芸展に出品している生徒を中心に,17校171名が21グループに分かれて対話型鑑賞交流会を行いました。全国大会を経験している2・3年生を中心に落ち着いた雰囲気の中で作品への質問や意見交流を行うことができました。

多くの生徒が交流を楽しみながら次回作に向けて創作意欲を高めてくれたようです。

今回の交流で思うように話せなかった人,意見が出せなかった人も,来年度は更に成長した作品と共に熱く語ってくれることを期待します。

生徒感想文より
「それぞれの人が自分の個性ある作品を作っていたり描かれていて感動した。私もこれからは自分の個性や持ち味を生かすことができるような作品を制作していけるよう頑張っていこうと思った。」

「他の学校の人から質問や意見をもらうことで今まで自分で気付くことができなかった絵の特徴を知ることができました。また他の人の作品の構成イメージを聞いたり,技法を見たりすると,今後の自分の作品に生かせそうなことがたくさんあってとても貴重な交流になりました。」

「自分に思いつかない技法とか発想とかを見れてとても楽しかった。グループリーダーがきっちりと進行してくれてスムーズに見て回れた。みんな思いのたけを絵にぶつけているなと思った。」

  大会運営委員 瀧 真理子
(広島県立可部高等学校)