県高校総文祭 美術工芸展(中央展)

第50回美術・工芸展(中央展)

事業名
平成30年度広島県高等学校総合文化祭第50回美術・工芸展(中央展)
会期
11月6日(火)~11月11日(日)
会場
広島県立美術館 県民ギャラリー
作品数
399点(絵画182点,デザイン 173点,工芸・彫刻・立体 45点)
出品校数
来場者数
928人

11月6日(火)~11月11日(日)平成30年度広島県高等学校総合文化祭第50回美術・工芸展(中央展)を広島県立美術館県民ギャラリーで開催しました。

11月6日(月)は約300名の県内美術部員が搬入展示作業を行いました。今年度は新たな試みとして,「総合文化祭ポスターコンクール」の特選となった作品も展示し,「平和公園アート大会」「尾道を描く写生大会」「デザインコンクール」と合わせて,美術連盟のコンクール入賞作品がすべて見られる展示となりました。美術部員が減っている学校もある中,399点の出品があり,高校生らしい自由でエネルギーあふれる表現の作品が,ギャラリーの壁を所狭しと埋め尽くしました。

また,会期最終日の11月11日(日)には広島県立美術館講堂で第47回広島県高等学校デザインコンクールおよび第17回広島県高等学校絵画・彫刻コンクールの入賞者対象に表彰式を開催しました。入賞した生徒らは皆,晴れ晴れとした顔で表彰を受けていました。今年度は1年生の入賞者が多く,今後のさらなる成長と全体の作品レベルの向上が期待されます。表彰式の後,広島市立大学芸術学部美術学科 副学部長 伊東敏光先生,尾道市立大学,芸術文化学部准教授,桜田知文先生から両コンクール入賞作品について,画像を見ながらの詳しい講評をいただきました。会場の生徒たちは皆,熱心に傾聴し,今年度も大変有意義な講評会となりました。

今年度の通算入場者は928名と,昨年より多かった一方で,平日は来場者数が少ないという課題もありました。一般の方に高校生の作品を見ていただく良い機会なので,平日の来場者を増やすための取り組みをする必要があると感じました。入場者の中には一つ一つの作品を熱心に鑑賞される方もおり,高校生の感性があふれ出ている多種多様な作品を,じっくり味わい,楽しんでいただけたようでした。

中央展事務局長 藤井克成
(広島県立広島高等学校)