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広島県高等学校美術連盟事務局

広島県立呉宮原高等学校
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呉市宮原3丁目1-1
TEL:0823-21-9306
FAX:0823-21-9308

大会

第20回「尾道を描く」写生大会

事 業 名 第20回「尾道を描く」写生大会
開 催 日 平成27年8月3日(月)~5日(水)
会   場 尾道市立美術館 尾道市役所公会堂別館 ほか
参加人数 211名
参加校数 30校
参加校 福山葦陽 市立福山 呉宮原 明王台 如水館 高陽 祇園北 尾道東 三次 市立沼田 山陽 高陽東 府中東 鈴峯女子 県立広島 因島 松永 吉田 神辺旭 福山商業 廿日市 戸手 加計 暁の星 三次青陵 井口 総合技術 賀茂 河内 大手町商業

第20回(平成27年度)「尾道を描く」写生大会報告

 20回を数える本大会は年々規模が拡大し,今回は過去最高の27校200名を超える生徒の参加がありました。参加生徒の意欲,意識が高まり,その結果として作品のレベルも年々確実に向上しています。
 また,生徒にとって描写やものの見方の技術の向上はもちろん,尾道の地元の人や観光客の人とのふれあいや,多くの仲間や他校の先生との交流が人間的な成長に大きく貢献していることが感想からも伺えます。3日間で1枚の絵を描くことの難しさを感じるともに,最終日には大きな達成感を味わった生徒がほとんどではないでしょうか。
  例年にも増して暑い大会期間ではありましたが,大変充実した大会になりました。これもひとえに,参加生徒自身の意識の高さと,その生徒を指導し,大会の運営にさまざまな形で関わって下さった顧問の先生方のご尽力のおかげと感謝いたします。さらにこの大会の共催として美術館などの場所の提供や運営の面での細かなサポートをしていただいた尾道市立美術館に厚くお礼を申し上げます。
また来年以降もこの大会を盛り上げ,さらに発展させるために皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

本ページの最下部に生徒の感想の一部を掲載しております。

最優秀賞

吉田高校

3年

岡茂源貴

優秀賞

広島高校

1年

安藤佑奈

高陽東高校

2年

枡本玲奈

呉宮原高校

2年

大石洋貴

尾道東高校

1年

福田優香

沼田高校

2年

浜野すみれ

奨励賞

広島高校

2年

陶山歩海

高陽高校

3年

森脇果穂

高陽東高校

2年

安田伊吹

高陽東高校

2年

菅谷朱里

沼田高校

1年

橋本鈴

沼田高校

1年

橋本蓮

大手町商業高校

1年

宮地玲奈

如水館高校

2年

向井雪乃

尾道東高校

2年

森数絢香

尾道東高校

2年

半田有美香

福山葦陽高校

2年

遠藤あかね

福山葦陽高校

2年

片岡彩華

福山明王台高校

1年

岡田夢乃

福山明王台高校

2年

加藤百香

受賞者一覧

学校・学年 氏名 タイトル
最優秀賞 吉田 3年 岡茂 源貴 「尾道を描く」
優秀賞 県立広島 1年 安藤 佑奈 「尾道を描く」
高陽東 2年 枡本 玲奈 「尾道を描く」
呉宮原 2年 大石 洋貴 「尾道を描く」
尾道東 1年 福田 優香 「尾道を描く」
沼田 2年 濱野 すみれ 「尾道を描く」
奨励賞 県立広島 2年 陶山 歩海 「尾道を描く」
高陽 3年 森脇 果穂 「尾道を描く」
高陽東 2年 安田 伊吹 「尾道を描く」
高陽東 2年 菅谷 朱里 「尾道を描く」
沼田 1年 橋本 鈴 「尾道を描く」
沼田 1年 橋本 蓮 「尾道を描く」
大手町商業 1年 宮地 玲彩 「尾道を描く」
如水館 2年 向井 雪乃 「尾道を描く」
尾道東 2年 森数 絢香 「尾道を描く」
尾道東 2年 半田 有美香 「尾道を描く」
福山葦陽 2年 遠藤 あかね 「尾道を描く」
福山葦陽 2年 片岡 彩華 「尾道を描く」
福山明王台 1年 岡田 夢乃 「尾道を描く」
福山明王台 2年 加藤 百香 「尾道を描く」
入選 県立広島 2年 飯島 成美 「尾道を描く」
県立広島 2年 荒見 愛 「尾道を描く」
県立広島 2年 今田 凜輝 「尾道を描く」
県立広島 2年 吉原 遼平 「尾道を描く」
祇園北 2年 植野 夏未 「尾道を描く」
祇園北 2年 高江 すみれ 「尾道を描く」
沼田 2年 倉田 朋佳 「尾道を描く」
沼田 2年 当天 春希 「尾道を描く」
沼田 2年 水金 未来 「尾道を描く」
沼田 2年 佐伯 貴子 「尾道を描く」
沼田 2年 吉村 知恵理 「尾道を描く」
沼田 1年 堺 喜久佳 「尾道を描く」
戸手 3年 福原 まどか 「尾道を描く」
福山市立 1年 村上 尚子 「尾道を描く」
鈴峯女子 2年 谷山 季代 「尾道を描く」
賀茂 2年 道岡 美寿樹 「尾道を描く」
呉宮原 2年 冨永 咲季 「尾道を描く」
高陽東 2年 栗栖 絵実 「尾道を描く」
高陽東 1年 松田 彩花 「尾道を描く」
福山商業 1年 坂本 遥 「尾道を描く」
府中東 3年 新岡 春南 「尾道を描く」
府中東 1年 石川 恵子 「尾道を描く」
吉田 1年 浅枝 維央 「尾道を描く」
広島山陽 1年 下前 南摘 「尾道を描く」
神辺旭 1年 井上 光 「尾道を描く」
三次 1年 原田 桃奈 「尾道を描く」
三次青陵 2年 桑田 雄太 「尾道を描く」
加計 2年 藤井 瑞紀 「尾道を描く」
松永 2年 原田 夏帆 「尾道を描く」
河内 1年 横田 侑香 「尾道を描く」
広島井口 1年 米原 奏衣 「尾道を描く」
広島井口 1年 福本 理乃 「尾道を描く」
廿日市 2年 徳永 佑奈 「尾道を描く」
廿日市 2年 松村 奈央美 「尾道を描く」
総合技術 3年 山城 実優 「尾道を描く」
総合技術 2年 竹本 理彩 「尾道を描く」
総合技術 2年 桃谷 詩 「尾道を描く」
暁の星 1年 藤井 久美子 「尾道を描く」
因島 1年 石原 亜夕未 「尾道を描く」

参加生徒の声

★『尾道を通して』 M高校 1年生

  今回の「尾道を描く」写生大会で学んだり感じたことは2つあります。

 1つ目は、風景画を描く際の色の使い方です。遠くのものは薄くぼんやりと、近くのものは濃くはっきりと描くことを新しく知りました。また、色に対する概念を捨てることで雰囲気のあるいい絵に仕上げることができました。

 2つ目は、尾道のいろいろな良いところを知りました。私が風景になりそうな場所を探しているときに、駄菓子屋のおばちゃんが声を掛けてくださったり、制作をしているときに、地元の方々にたくさん励ましの言葉をいただいたりして、とても嬉しく感じました。そして、尾道は、人々の優しさに溢れた良い町だなと強く感じました。

 また来年も、機会があればこの写生大会に参加したいと思っています。

 

★『尾道を描く写生大会を終えて』 K高校 2年生

 私は今回2度目の参加となりました。去年より強い気持ちを持って大会に臨みました。

 今年は新たに1年生6人の新入部員を迎え,去年に比べて大人数での参加となり,より多くの絵を見ることによって刺激を受けることができました。夜に行われる講評会では,1校に1人の先生が指導してくださり,自分の意見も言いやすい雰囲気で大会ではとても重要なものだったと思います。

 3日間のなかで1つの作品を作り上げるということはとても大変だということを改めて実感しました。途中,くじけそうになることもありましたが,仲間の支えや他の学校の人たちの作品を見て,自分も頑張らなければいけないという気持ちが湧き,どうにか作品を完成させることができました。たくさんのことを学ぶことができた大会となりました。

 

★『尾道を描く写生大会を終えて』 S高校 2年生

 今回は「ここが夕焼けに染まったらきれいだろうなあ。」と何気なくたどり着いた場所で描くことにしました。描いていたらムンクの描く背景のような絵になってきました。それを見た先生からは「空や建物、海などとちゃんとお話ししなさい。どんなふうに描いたらいいのか、耳を澄ましてそれらの声を聴きなさい。もっともっと観察して感じなさい。」と言われました。私なりにテレパシーで空、建物、海と対話して、何色を置くのがいいか考えました。通行人の人には「ゴッホみたい」と突っ込まれました。しかし、私は「ゴッホならもっと奥が深い絵が描けるのに自分はなぜできないんだろう」と思いました。今回は写実とは違う自分なりの画風を追及したいと思いましたが結局よくわかりませんでした。

 画材は、一日目の昼はアクリル絵の具、夜から油絵具で制作しました。難しく見えない、気楽に描いたように見せたいと思って挑戦しましたが、・・・。これからもっと、油絵に慣れるように努力したいと思います。

 

★『気持ちの変化』 K高校 2年生

 去年僕は商店街の路地裏を描いたので,今回は海を描いてみました。多くある候補の中で視点を何度も変えたりしてやっと描きたいと思える構図を見つけ,取り掛かりました。通りがかる人たちが声をかけてくれて改めて人のあたたかさを感じることが出来ました。その中に僕の描いている船の持ち主だというおじさんがいました。おじさんは「自分の船の絵を描いてもらえるのは嬉しいもんよ」と言い,できあがるのを楽しみにしてくれていました。僕もその言葉を聞いて嬉しくなりました。次の日,日に照らされて丸焼けになりながら描きました。

 その日の夜,少し体調を崩し,しんどくても手はやめたくないと言っているようで粘りました。しかし塗るたびに絵が変になっているように見えてきて消極的な感情ばかりが頭をちらつき,それと同時に体調も悪化していきました。これ以上描いたら失敗してしまう未来ばかりを想像してしまい,頭と心を落ち着かせる為に寝ました。前回の自分を超える為に大会に参加したのに,本当に自分が情けなくて悔しかったです。朝起きてもしんどい状況は続いていましたが,ぼんやり船の絵を見ていると船の持ち主のおじさんを思い出しました。そして絵の完成を楽しみにしてくれている人たちが頭に浮かび上がり,なげやりな感情を吹き飛ばしてくれました。絵は自分の為だけに描くんじゃないと思うことができました。

 なんとか全てを塗り終えることができました。先生が「頑張った」と言ってくれて達成感を感じました。やりたかった描写の部分をしっかり出し切れなく悔しい気持ちもあるけど出したかった雰囲気が伝わっていたので良かったです。この大会で様々なことを感じ,絵に対する気持ち・考え方が変わり,また一つ成長することが出来ました。ありがとうございました。